当社は、2027年12月期を最終年度とする中期経営計画「Blue Print 2027」を策定し、安定した事業基盤のもと持続的成長を加速させ、次のステージに向けた更なる経営基盤の拡充を目指しております。2020年12月期から2024年12月期につきましては、4期連続の増収増益となり、売上高、営業利益ともに着実に成長してまいりました。直近4か年につきましては、既存事業の持続的な成長と機動的な資本政策の実施等により、ROE(自己資本当期純利益率)は15~20%、PBR(株価純資産倍率)は2倍前後で推移しており、一定程度の資本収益性の確保及び市場からの評価は得られていると認識しております。
しかしながら、良好な収益性に対し株価はまだ割安な水準で推移していると認識しており、
- 持続的成長に向けた事業戦略・成長戦略が投資家の皆様から十分な理解を得られていないこと
- 流通株式数、流通株式比率、株式の出来高が低いこと
- 時価総額が小さく機関投資家の投資対象になりにくいこと
等を課題として認識しております。
2020年 12月期 |
2021年 12月期 |
2022年 12月期 |
2023年 12月期 |
2024年 12月期 |
||
売上高 |
(百万円) |
24,078 |
36,710 |
40,455 |
43,303 |
55,910 |
営業利益 |
(百万円) |
3,705 |
5,846 |
6,601 |
6,663 |
7,005 |
経常利益 |
(百万円) |
3,643 |
6,113 |
6,699 |
6,755 |
7,207 |
親会社株主に帰属する 当期純利益 |
(百万円) |
1,896 |
3,625 |
4,346 |
4,368 |
4,485 |
ROE |
(%) |
10.1 |
17.4 |
19.4 |
19.6 |
18.7 |
1株当たり当期純利益 |
(円) |
68.56 |
130.56 |
159.48 |
175.79 |
188.44 |
1株当たり純資産 |
(円) |
697.22 |
802.38 |
862.24 |
936.82 |
1084.08 |
期末株価 |
(円) |
1,381 |
1,676 |
1,834 |
1,826 |
2,671 |
PBR |
(倍) |
1.98 |
2.09 |
2.13 |
1.95 |
2.46 |
平均出来高 |
(株) |
28,029 |
83,018 |
51,141 |
41,461 |
25,014 |
中期経営計画「Blue Print 2027」で掲げている各戦略の実行や重要経営指標の達成、持続的成長のための投資と安定的かつ継続的な株主還元の充実、及び投資家向け情報発信の充実を目的としたIR活動の推進・対話強化を通じて、資本収益性及び市場評価の更なる向上を目指してまいります。
中期経営計画「Blue Print 2027」における中期定量目標である、EBITDA100億円、ROE15~20%、配当性向40%以上を達成すべく、下記の取組みを推進いたします。
①持続的な事業成長
(ライフスタイルプロダクツセグメント)
- デジタルプロダクツ事業:GIGAスクール端末の取り込みによる取扱規模の増加
- ファッションリセール事業:グループの機能統合による効率化や、さらなるグローバルネットワークの拡大
(モビリティ&エネルギーセグメント)
- 検査体制の強化や中古車オークションの拡大など、着実な成長
- EVの普及に備え、EVバッテリーのリパーパスや検査体制確立を積極的に推進
②成長投資と株主還元の充実
下記の施策実行により、成長投資と株主還元のバランスや資本効率の改善効果を踏まえつつ、最適な経営資源の配分を目指します。
- M&A等に関する成長投資の推進のため中期経営計画にて50~70億円の予算を設定し、投資対象事業の選定、実行、及び実行後のPMIに注力
- 将来の事業成長に備えた積極的な人的資本への投資
- 連結配当性向を30%から40%以上に引き上げ、これを維持するとともに、株式流動比率向上のための機動的な資本政策を推進
③IR活動の推進・対話強化
下記の施策実行により、国内外の投資家との対話を強化してまいります。
- 事業内容、経営戦略に関する説明の強化や、情報開示の拡充・質の向上による投資家との情報の非対称性の解消
- 能動的な投資家面談の実施と対話内容の取締役会へのタイムリーな共有
- 決算短信や決算説明会資料等の英文同時開示を実施し、海外投資家向け発信を強化